さて6月の最終日、お天気サイコー! 水位水質もサイコー! そしてかわいい女子5人のお客さま。
こんなときに限っておこるアクシデント・・・。
集合・受付


本日のアンラッキーガールズ。職場の仲良し5人組です。
アウトドアベース(集合場所)に到着した時点でワクワクがだだ漏れ。
午前コース、まだ9時前だというのにテンションが高い。
こういうお客様を楽しますことができないと大クレームにつながるためガイドやサポートスタッフにプレッシャーがかかります。
この日は他にお客さまがいらっしゃらず5人でツアー貸切。楽しんで頂けるよう全力を尽くします。
着替え・移動
エアコン、ロッカー完備の更衣室でレンタルウェアに着替えたら当社車両で10分ほどかけてスタート地点に移動
長良川に到着するとさらにテンションアップ。ライフジャケットをつけてすぐさま川へダイブ。



とはいえ、安全説明をすっ飛ばすわけにはいきません。
コンディションが良く、テンションが上がっている時こそケガやアクシデントには要注意。
早くツアーをはじめろという無言の圧をうけながらも、怪我防止の対策などていねいに説明します。
TL(ツアーリーダー)は、安全説明が退屈にならないよう時折つまらないジョークをはさみます。
それに対する冷たい視線にもなんとか耐え切り説明を終えたようです。
ツアー開始!
そしていよいよツアースタート!


まず最初の急流です。ガイドの号令にあわせチームワークですすみます。ここはトラブルなく順調にクリア!
続いて現れるのがゆったりと流れる長良川。
ただしここでもじっとしていられません。
川にとびこみ長良川を体で感じて楽しみます。
見守るガイドとしっかりと装着したライフジャケットのおかげで体力のない方や泳げない人でも楽しめます。
この5人、躊躇なく川へとびこむので安全管理するガイドはヒヤヒヤです。


ライフジャケットが水中で脱げると大事故につながります。
ただ、当社の採用するPALM製ライフジャケットは4点のバックルと9ヶ所の調整ベルトでしっかりと体に固定されます。ここでもアクシデントは起きず先へとすすみます。
この時期はまだ長良川が静かです。予約が少なくて会社としてはかなりやばいです。
さらに、この日はなんと当社のほかにツアーを運航している事業者を一切みかけず。長良川も貸切でした。

長良川ラフティングのおすすめ時期は?
よくラフティングのおすすめ時期を聞かれますが、まさに今。
梅雨時の雨上がりがサイコーです。
大雨直後は川がにごりますが、増水すると石が転がりコケやゴミが流れ長良川が洗われます。そして数日後には抜群の水質となり美しい姿を現します。
降ったあとなので長良川の水も多め、流れが早く波が高めのエキサイティングなラフティングを楽しめます。




いくつもの急流を時には寝転がり、時にはパドルを持たず、時にはあえて突入してクリアしていきます。
ツアー中の水遊び
ツアーは順調にすすみいよいよ終盤です。
到着したのは ”わごうの淵” と呼ばれる大きく広がったゆるやかな流れ。ジャンプロックやたくさんの水遊びが楽しめます。




とにかく元気な5人組。笑い声は絶えずあそんでもあそんでもまだ遊び足りず。
おちる、叫ぶ、レスキューが延々と繰り返される様はまさに地獄
終わらないレスキューが続き、体力を削られる中でも安全管理をし続けなければならないガイドにとっては災難でしかありません。
写真を撮りまくらなければならないカメラマンも疲弊しきっています。
この時点ですでに発生していた大問題に気がつく人は誰もいません。







ゴール!
なんとか5人に満足してもらおうとスタッフ総出で全力をつくし、へとへとになるまで遊んだあと最後の急流をクリアしてゴール!!!
ここで大問題の発生が露呈。


なんと、通常より45分ほど遅れてゴール地点に到着。
というのはつまらない冗談でした・・・。
本日は午後コースがなく女子5名も夕方のBBQまで時間がかなり空いているとのことだったので、時間を気にせず遊びまくったのでした。
今の時期のお客さんの少ない時には、できる限り楽しんでいただける様ツアーの内容を少々アレンジすることもあります。
おすすめの時期はずばり梅雨時!!
当社のラフティングツアーのお代金は残席状況によって変動していますので、空いている時ほどお得というチートな設定です。
みなさま、夏休みに入る前ぜひ遊びに来てください!
コメント