先程お電話で、
『長良川ラフティングのAMコースとPMコースの違いとおすすめを教えて下さい。』
とのお問い合わせを頂いたのでこのブログでもご案内します。
午前コースと午後コースの違い
長良川ラフティングツアーを開催している事業者のほとんどが、午前コースと午後コースを設定しています。
午前コースと午後コースにはどんな違いがあるのでしょう?
距離と時間
まず、長良川にはラフティングツアー運航事業者が加盟する【長良川ラフティング組合】があります。
この長良川ラフティング組合と漁協組合との間には河川利用に関する取り決めがあり、鮎釣り期間(おおよそ6月〜9月)については、平常水位においてラフティングツアーを運行する区間(スタート地点とゴール地点)、及び時間が決められています。
午前コース → 上流区間(約4km)*10:00〜12:30
午後コース→下流区間(約5km) *12:30〜15:30
※距離と時間はおおよそです。実際の時間はもう少し区細かく決められています。
平常水位よりも多い水量の時には、各事業者が時間や区間を自由に設定できるので、このページでご案内する内容はあてはまりません。
どちらが激しめ?
一概にどちらが激しめと言い切ることはできません。
なぜなら、水位によって瀬の難易度(激しさ)は変わるからです。
また、ガイドのスキルによっても激しいコース取りができるガイドとできないガイドがいます。
激しいラフティングをご希望の方は午前か午後かで選ぶよりも、ラフティング会社とガイド、そして長良川の水位が高い時期を選びましょう。
各コースの特徴と、個人的主観での激しさ10段階評価です!
- 午前コース
-
・最初にやや長めで激しい三段の瀬があります。
・水位によってサーフィンポイント(円空の瀬)があらわれます。日によっては激しく遊べます。三段の瀬:10 ☆午前コースでもっとも激しい瀬のひとつ。長めです。
スケボーの瀬: 5 ☆水位によって波の大きさ(激しさ)が大きくかわります、夏場は小さな波のときがほとんどです。
乙姫の瀬:7 ☆水位が高めの時に非常に激しい瀬になります。
乙姫下: 4 ☆水流はそこそこ速いが素直な瀬
赤池橋の瀬:4 ☆うまくコース取りしないと岩に引っかかるかも
円空の瀬:6 ☆少ない水量の時にサーフィンポイントになります。水が増えると落ち込みがなくなり、ただの速い流れになります。
ジャンプポイント:低め ☆岩からジャンプのポイントです。(希望者のみ)
ふれあい上:5 ☆午前コース最後の瀬。平常水位では比較的穏やかですが水位があがると長い瀬になります。 - 午後コース
-
・いくつかある瀬のそれぞれが午前コースよりもやや大きく、距離が長い分瀬の数も多いです。
ふたまたの瀬:6 ☆まずまずの落差があります。
鮎の里の瀬:7 ☆張り出した左岸の岩壁に向かっていくので興奮度大
名もなき瀬:4 ☆左カーブ。右岸側の岩をよけろ!
どかんの瀬:6 ☆水位が高めのときは大きなスタンディングウェーブが立ちます。
ジャンプポイント: 高め ☆午前コースのジャンプポイントよりちょっとだけ高め(希望者のみ)
バンブーの瀬: 5 ☆ラフティングコースで川の幅が一番狭いかも。
ざんげの瀬: 10 ☆広い川幅で、大きな岩があちこちに点在する長め瀬。まじ漕ぎ必須!
吉田橋の瀬:5 ☆橋脚にあたらないよう避けなければ!
アンダーカット:6 ☆岩壁に向かう速い流れです。
温泉前の瀬:4 ☆まっすぐに流れる素直な瀬。水位によっては、ボートから降りてぷかぷか流れても楽しいよ。
ちなみに、水位が上がれば上がるほど水流は速くなり難易度も高くなることが多いですが、個々の瀬が激しくなるとは限りません。
瀬を作り出す大きな岩が完全に水没してしまうなどして、波や落ち込みが小さくなることもあります。
おすすめは午前と午後のどちら?
おすすめは・・・、
ずばりどちらもです!(笑)
1回とは言わず、午前午後それぞれの2回ご参加ください!
とは言っても年1回しか来られない方もいらっしゃると思いますので、各コースにおすすめの時期や参加メンバーのご案内をします。
午前コースがおすすめ!
◆小学生を含むグループ
→小学生の集中力と体力に最適の時間と距離です。体力の有り余っている子ならたくさん川に入って遊ばせてあげられます。
◆体力のない人
→午後コースよりもやや距離と時間が短めの午前コースなら、体力に自身がない人でもより心配が少ないですね。
◆午後から観光したい人
→ラフティングツアー開催地の近隣には、郡上八幡の城下町や美濃市のうだつのあがる町並みなど、少し足を伸ばせはひるがの高原や高山市、下呂温泉などがあります。1日たっぷり遊びたい人は、午前中にラフティングして午後からは岐阜観光もおすすめです。
◆寒がりな人
→午後コースのゴール時間は午後3時半〜4時が目安。ツアーがすすむに連れ気温が下がっていくのでたっぷり水遊びをすると寒く感じやすいです。真夏の天気の良い日なら午前も午後も変わりませんが、涼しめの時期やなら、寒がりな人には午前コースがおすすめです。
午後コースがおすすめ!
◆朝が苦手な方、遠方からいらっしゃる方
→午後コースならゆったりお昼集合です!
◆体力がありあまっている方
せっかくラフティングするんら漕ぎまくりたい、泳ぎまくりたいという方は距離と時間がやや長めの午後コースがおすすめです!